お茶やお米の繊細さに驚く
- てんとう虫くん
- 2月6日
- 読了時間: 2分


このサイトを立ち上げた時を契機に、自然とお米やお茶の味を意識して食べたり飲むようになりました。
うちの子は以前から、今日の米はとても甘い、今日のはそうでもないと言っていますが・・・
我が家は変わらずピロール米を食べています。
しかし、同じ米でも確かに僅かな水の分量で、炊きあがりの味に差があるように感じます。
同じ計量カップで、同じ釜のメモリの位置に水を合わせたつもりでも、日々微妙に変わるのです。
水の僅かな分量、浸水時間、温度などで微妙に変わるのかも知れません。
お茶もそうです。
以前は茶葉の後処理が面倒で、あまり飲んでいませんでしたが、これも美味しいお茶に出会うと、面倒ではなくなるのです。むしろ、お湯の温度によって、風味に大きな差が出るので、以前は全くやらなかった「湯冷まし」をするようになりました。
極端な話し、お湯の温度が1℃違うだけで風味が変わるといっても過言ではないほどです。
最近は、その変化が面白くて、色んな温度でお茶を入れています。
そのお茶の最大限の風味を引き出すための温度は何度か、興味が尽きません。
お湯の温度、淹れ方、引いては茶器など、なるほど、「茶道」というものができたのも、今になって納得がいきました。
美味しいものを、美味しくいただくためには、それなりの手間暇が必要であり、そんな手間暇を惜しまずに大切なお客様の為に用意をし、お客様はそのことに感謝をする・・・
スピード時代の現代では考えられないような、ゆったりとした優美な時間のような気がします。
物がどんどん便利になり、時間は短縮されてきているのに、忙しさは逆に増すばかり・・・
以前は200~300km離れた出張なら一泊位していたところが、今では新幹線や飛行機が便利にあったお陰で日帰りも可能になりました。
スマホも便利ですが、いまではLINEやSMSやオンラインゲームのやり取りで忙しさが増しているような気がします。
少しだけ、手間を掛けて、稀にですが本当に美味しいお茶を淹れられた時、昔の茶道が全盛だったころの優美な時代がふと、うらやましくなるのです・・・
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