お米ダイエット!?or糖質ダイエット?(その2)
- てんとう虫くん
- 2024年10月28日
- 読了時間: 2分

前回も糖質ダイエットについて、私見を記載させていただきましたが、やはり過度の糖質制限でお米を食べないと言うのは誤りのような気がします。
というのも、やはりお米は糖質だけではないからです。最近、面白い記事を見つけました。
玄米の米ぬかに含まれる栄養素の中で、γ-オリザノールという成分があり、2012年に琉球大学医学部で、γ-オリザノールが膵臓のインスリンの分泌を助けて血糖値を下げる効果があることを世界で初めて明らかにしたそうです。
また、「食べすぎ」は、脳の視床下部にある小胞体がストレスを受けて食欲を抑制するホルモン(満腹を感じるホルモン)のレプチンが効かなくなってしまうことで起こってしまうそうなのですが、γ-オリザノールを摂取すると、このレプチンがちゃんと効くようになって、自然と食べすぎが抑えられるようになったというのも報告されています。
てんとう虫君が健康食品会社にいたころは、クロレラやキノコに含まれる多糖体や、色素(カロチノイド)の研究論文を多く拝見してましたが、近年は植物全体の栄養素、例えばポリフェノールやフラボノイドなど、フィトケミカルの研究が更に進んでいるような気がします。抗酸化物質の研究は、成分が酸化しやすく、壊れやすいものが多いため、なかなか上手く抽出したり、安定した状態で効果を検証するのが難しかったのですが、やはり技術が進んでいるのでしょうね。
多くの栄養が米ぬかにありますから、やはり白米ではなく、玄米を5分づき~7分づき位で 食味も食感も無理なく食べることをお勧めします。
とは言え、これらの研究結果でこれまで食べてきた食べ物の効果が新しく発見されてきますが、ここから言えることは、やはり昔から言われている通り、「なるべく多くの種類の素材を満遍なく食べること」だと思います。
日本食が良いとされるのも、日本食は実に多くの素材を使います。
料理が苦手なてんとう虫君ですが、スマホに表示されるレシピと格闘しながら、たまに晩御飯を作っています。
作ってみると、さほど面倒ではないことに気づきました。みそ汁は一度にたくさんの具材を使える神メニューです。
日本食って結構、作り置きできるものが多いのにも最近、気が付きました。
美味しいお米と、家庭菜園で採れた野菜を料理して、健康生活を送っています!!
Комментарии